脳のひろば 2022年9月号

 

【運動が学習されていく過程】

~運動はどのように記録され、

        学習されるのか~

 

 

こんにちは😊

こどもプラス川越 新河岸教室です🌛✨

暑い日は続きますが、朝晩の気温差のある日も

増えてきました。

体調にはくれぐれもお気をつけくださいね。

 

 

さて、これまでの「脳のひろば」では、脳の働きや

運動(身体)との関係について詳しくお伝えして

きました。

今回は、運動がどのように学習されていくのか

お話ししていきます。

 

私たちが脳からの指示で体を動かすとき、同時に、

筋肉や関節がどのような状態になっているのか

という情報を脳に送り返すこともしています。

 

これを「フィードバック」と呼びます。

 

「できた!」「失敗した!」という体験を

脳にフィードバックし、

その情報が脳に蓄積されることで、

少しずつ目的に合った運動ができるように

なっていくのです。

 

 


運動学習をより促進するのは

どのような経験・支援?

 

実は、フィードバックには様々な種類があります。

 

 

内在的フィードバック👦

動いている本人が「今の上手くいった!」と

感覚として感じること

外在的フィードバック👩‍👦 

他の人が「今の良かったよ!」「もう少しこうすると

いいね」などとつたえてあげること

(タイムやストライク判定などの客観的な結果も含む)

 

 

ポジティブフィードバック😄

「できた!」時の情報を脳に戻すこと

ネガティブフィードバック🤔

「失敗した!」時のエラー情報を脳に戻し、

上手くいった時との誤差を把握すること

 

 

視覚的フィードバック👀 

運動しているところを鏡や動画で視覚的に

確認すること

聴覚的フィードバック👂

音などで聴覚的に確認すること

 

 


それぞれメリットデメリットがある!

 

 

例えば、「ポジティブ/ネガティブ フィードバック」では、一般的にネガティブフィードバックの方が

運動学習効果が高いと言われています🏋️‍♂️

ですが、「ここができていなかった」などの

ネガティブなフィードバックばかりでは

楽しくありませんよね😣

 

今のすごく良かったね!」というポジティブな

フィードバックもうまく取り入れることで、

お子さんたちのやる気や楽しむ気持ちを大切に

しながら、運動学習を継続的に進めることができます。

 

どれか一つに偏ることなく、

様々なフィードバックを組み合わせて

取り入れると良いということですね⛹️‍♂️🤸‍♂️🧘‍♂️

 

 

 

教室では、まず楽しむ気持ちを大切に!

お子さんたちそれぞれに必要なフィードバックを

行いながら毎日の運動遊びを行っています!✨

また、教室で採用している柳沢プログラムは、

脳に様々な刺激を与えるように工夫された

プログラムとなっています。

 

柳沢プログラムでの効果的な遊びについては

画像の方にさらに詳しく書かれていますので

興味を持っていただけましたら、

そちらもご覧になってみてくださいね!🤗

 

画像👈