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Archive for the ‘未分類’ Category

脳のひろば 2023年5月号

2023-05-01

言葉の発達と

運動機能の関連性

 

 

 

 

こんにちは😆

こどもプラス川越 新河岸教室です🎏

 

 

 

今回は、言葉運動の関係についてのお話🏃‍♂️

 

言葉の発達に関する運動機能で特に重要な

手や指の運動機能」ですが、

どのような関連があるのでしょうか?🤔

 

 


 

 

子どもは、 

見る・触る・動かす などの体験を通して

「物」と「言葉」を結び付けて

意味を理解し、言葉を習得していきます。

 

形や重さ、大きさなどの特徴をつかむことが

重要であり、それを実現するのが

手や指の運動機能なのです🤚✨

 

 

赤ちゃんの頃の両手を動かすという運動から、

 

握る、持ち替える、投げる

  ↓

 ひっかく、つまむ

 

など指先を使う細かい動きへと発達していきます!

 

これらの発達は、

より細かな物の特徴を感じる手段となり、

言葉の理解を深めていくきっかけになると

考えられています👶💭

 

このように、「言葉」と「運動機能」は

個別に発達するものではなく、

それぞれの順序性を持ちながら

互いに関連し合って発達していくものなのです💁‍♀️

 

 

 


言葉の発達を促すための支援

 

 

言葉の発音がぎこちない子どもは、

手指を動かすことが苦手なことに加え、

 

・身体の動きをコントロールすること

・感覚を受け取ること

が不得意であることが明らかになっています。

 

奈良教育大学 田辺氏の1981年の論文では、

言葉の発達を促すために、

 

 

手や指を駆使する遊び

身振り手振りのある遊び

砂・水・粘土など変化する素材を使った遊び

トランポリンやリズム遊び

 

 

が効果的であると解説しています。

 

これらの要素を遊びの中に取り入れていく

ことは、言語機能の面からも非常に

効果的です⛹️‍♀️✨

 

 

 


柳沢運動プログラム(運動遊び)

を行うことで期待できる効果

 

 

 

当教室で実施している運動遊び

『柳沢運動プログラム』は、運動でありながら、

感覚にも様々な刺激を与えるように構成された

プログラムです!

 

動きを見て真似る力に加え、

自分の動きをイメージしながら

手や指の器用さを養うことができる

「指マネ遊び」や、

身体全体の発達と手指の細かい動きが求められる

「つみき拾い」など、

手や指の運動機能に働きかける運動が満載です!

 

 

 

 

 

今回の解説やプログラムのさらに詳しい内容は

こちらの画像から是非ご覧ください💁

 👈

脳のひろば 2023年4月号

2023-04-21

発達障害における

メタ認知とは?

 

 

 

こんにちは🤗

こどもプラス川越 新河岸教室です🌸

 

気温が上がり、身体を動かすと

少し汗ばむ季節になりました。

教室では、子どもたちが今日も運動遊びを

楽しんでいます。

去年はできなかったことが

「できるようになった!」と、

毎日の成長を友だちや職員と喜び合っています👧👶👦

 

 

 

 

 


今回は「メタ認知」の話をしていきます。

メタ認知とは、

認知していることを、認知すること

                     です🤔

 

 

少しわかりにくいので、

まずは「感覚」「知覚」「認知」

について解説していきます!

 

以前にもお話した、

視覚、聴覚、味覚、触覚、固有覚などの様々な感覚を

(2022年4月号参照)

私たちは体の様々な部位で受け取っています🙆🙆‍♂️🙆‍♀️

 

例えば、「水の音」という聴覚情報は、

耳で受け取られた後

神経を通って脳やせき髄に伝えられ、

 

受け取った音の強さや質の区別をしています。

この過程が「知覚」です。

 

 

知覚された水の音は、過去の経験や記憶と照らし

合わされることで、

 

それが川のせせらぎなのか、

シャワーの音なのか

 

区別されているのです。

この過程が「認知」です。

 

 

メタ認知とは、自分の認知を客観的に捉えること。

メタ認知では、

 

モニタリング(自分自身を客観的に見る)

 

によって得られた情報を、自分の持つ知識に照らし

合わせ、感情や行動をコントロールすることで

適切な判断ができるよう認知活動を最適化

しています👀

 

発達障害児においては、このモニタリングや

コントロールの機能が十分でないことや、

メタ認知能力の低下によりコミュニケーションスキル

にも影響を与えていることがわかっています。

 

 


メタ認知を鍛えるための

支援方法トレーニング法

 

 

武庫川女子大学文学部教育学科の藤谷の論文では、

子どものメタ認知能力

特にモニタリング能力の習得には

 

ごっこ遊び」と、

時間や活動内容に制限のない「自由遊び

 

が重要であると解説しています🧙‍♀️🦸‍♂️

 

 

試行錯誤しながら自分に合った学び方や遊び方を

見つけ、遊びを展開していく自由遊びは、

自分で目標を立て、その目標に向かって

行動や感情をコントロールする能力の発達

促すと考えられています!

 

 


柳澤運動プログラム(運動遊び)

を行うことで得られる効果

 

 

教室で採用している運動遊びである

「柳沢運動プログラム」

は、メタ認知の基盤でもある前頭前野の活動を促進

することが検証されています✨

 

当プログラムには、

本物の動物になりきる「クマ歩き」「ワニ歩き」、

忍者になりきる「忍者遊び」など、

「ごっこ遊び」の要素を取りれた遊びが満載!

 

身体だけでなく、

脳機能までも発達させることが

科学的に実証された運動遊びなのです!😆

 

 

 

 

今回はメタ認知についての解説をしました💁‍♀️

・対人関係の苦手さとメタ認知の関係

・メタ認知と脳の発達の関係

 

 

など、さらに詳しい解説は下の画像から

ぜひご覧ください!

 

画像👈

令和4年度放デイ及び児発ガイドラインに基づく自己評価結果について

2023-03-28

いつもお世話になっております。
こどもプラス川越 新河岸教室です。

令和4年度の児童発達支援・放課後等デイサービス自己評価結果を公表致します。

みなさま、アンケートにご協力いただきまして誠にありがとうございました。
皆様から頂いたアンケート結果は、今後のより良い教室運営に活かしていきます。

↓クリックで表示↓

【放課後等デイサービス】

【児童発達支援】

脳のひろば 3月号

2023-02-27

【感覚過敏

     【感覚鈍麻

 

 

 

こんにちは!😊

こどもプラス川越 新河岸教室です🎎✨

 

日中は、春の陽気を感じられるようになりましたね🌞

夕方以降との気温差に気を付けて、毎日元気に

過ごしましょう!

 

 

 

 

 

今回は、【感覚過敏】と【感覚鈍麻】の話をします。

私たちに馴染みのある感覚として、

「視覚」「聴覚」「臭覚」「味覚」「触覚」があり、

その他にも「前庭覚」などがあることは、以前にも

お話しました。

(2022年9月の脳のひろばをご覧ください!)

 

 

 

 

 


感覚過敏とは?

 

 

 

例えば、辛い物を「美味しい」と感じる人、

全く食べられない人

大音量の音楽でテンションが上がる人、

「うるさい」と感じる人…

この感覚の違いを「感覚特性」というのですが、

 

感覚特性が人と極端に異なり、

過剰に気になってしまうことを「感覚過敏」、

極端に鈍いことを「感覚鈍麻」といいます🤔

 

 

「感覚過敏」「感覚鈍麻」は病名ではなく、

単なる感じ方の特性を表す言葉です。

 

原因は様々で、分かっていないことも多いのですが

特に「感覚過敏」はASD

(自閉スペクトラム障・アスペルガー症候群・

広汎性発達障害)

のお子さまに多く、ASD全体の

15~100%にみられるといわれています😯

 

 

 


どのような支援が有効?

 

 

 

先ほどもお伝えした通り、この「感覚過敏」病気では

ありませんが、生活(特に集団生活)に支障をきたして

しまうことがあります。

 

高知大学医学部寄附講座

児童青年期精神医学特任教授の高橋英俊氏の

2018年の論文では、

自閉スペクトラム症の感覚の特徴に対する支援の例

として、「普段から情動の安定化を図る」ことや、

感覚の特徴を周囲の人に正しく理解してもらう

などを挙げています。

 

周囲の大人が感覚特性を理解し、

お子さんがストレスを感じることなく、

楽しく過ごせるようサポートするのが効果的

ということです👩‍👧‍👦👨‍👧‍👦

 

 

 

また、感覚統合のアプローチ」

も有効だとされています。

 

感覚統合とは、例えば「触覚」と「前庭覚」など、

複数の感覚を組み合わせてアプローチする支援方法です。

 

感覚過敏・感覚鈍麻以外にも、

発達障害の様々な症状に効果がある

と期待されています!

 

学習の遅れがみられるお子さんに対し、

前庭覚(バランス感覚など)、固有覚(力加減など)

そして視覚の統合を目的として支援を行ったところ、

運動課題への取り組みが積極的になり

学校での学習もこれと並行するように改善された、

という事例もあります🤗✨

 

 


柳沢運動プログラム(運動遊び)で

得られる効果

 

 

柳沢運動プログラムは、「運動」でありながら、

感覚にも様々な刺激を与えるように工夫された

プログラムです。

 

教室では、お子さま一人一人の身体的特徴を

正しく理解し、無理なく楽しめる工夫をしながら

運動遊びを行っています!⛹️‍♀️🏃‍♂️🤸

 

 

 

先ほど自閉スペクトラム症の感覚の特徴に対する

支援の例として挙げた、

 

普段から情動の安定化を図る

感覚の特徴を周囲の人に正しく理解してもらう

 

などと共通する部分も多く、

感覚過敏・感覚鈍麻の傾向があるお子さんも

安心して取り組める内容となっています!

 

 

 

 

 

さらに詳しい解説や、柳沢運動プログラムについては

こちらの画像もぜひご覧ください!

画像👈

脳のひろば 2023年2月号

2023-02-08

~学習時などに

姿勢を保てないお子さん~

 

 

こんにちは😄 

こどもプラス川越 新河岸教室です

今月は 姿勢🧎 のお話です。

 

 


〇姿勢を保てないのはどうして?

 

ごく一部の場合をのぞくと、日本の小学生の多くは

学校にいる時間の多くを

座った姿勢を保ちながら学習する」こと

に費やします。

 

ところが、発達障害のお子さんにとって、

「姿勢を保つ」ことは、とても大変だと

いわれています😥

 

 

なぜ発達障害のお子さん達は、姿勢保持

苦手なのでしょうか?

 

一般的に考えられているのは、

体幹の筋力筋出力不足です💪

 

つまり、「体をまっすぐに保つための力がない」

ということなのですが、さらに具体的に言うと、

「姿勢を保つために必要とされる、

ちょうど良い力持続して発揮する

のが苦手」なのです。

 

 

例えば、仮に姿勢を保つのに十分な体幹の筋力が

あったとしても、

30%や50%の力で使うことができなかったり、

 

常に100%の力しか発揮できなかったら、

一時的に良い姿勢を取れたとしても、

すぐに疲れてしまいます💦

 

実際に姿勢保持が苦手なお子さんの中には、

力が入らずふにゃふにゃというお子さんもいますが、

逆に腹筋や背筋などの体幹筋が

必要以上に緊張していて硬いというお子さんも

多くいます。

 

この、

力を出し過ぎずに持続的に保持する

(それも無意識に)

というのが、姿勢保持の難しいところですね🤔

 

正しい姿勢保持には、「まっすぐ座りなさい」と

口頭で指示をするよりも、

そのような姿勢が自然に保てる状態になるよう、

身体を誘導してあげることが

大切なのです!

 

 

 


「筋力発揮」だけでなく「感覚」も重要

 

 

さらに発達障害のお子さんは、

筋肉・筋出力の問題だけでなく、

脳機能の特性によってバランス感覚

平均感覚鈍いことも報告されています。

 

お子さんに良い姿勢を保持してもらうためには、

口頭指示だけでも、筋力をつけるための運動だけでも

十分とは言えず、筋肉や脳、感覚などに

総合的にアプローチする必要が

あるのです🧠💪🤸

 

 


柳澤運動プログラム(運動遊び)

で得られる効果

 

 

教室では、「柳沢運動プログラム」を

取り入れて、

お子さんが楽しみながら取り組める運動遊び

行っています。

 

「運動」でありながら「感覚」にも様々な刺激を

与えるように工夫されたプログラムです☝️

 

 

当プログラムの開発者である柳沢秋孝教授は

脳活動を研究し、幼児期の運動遊びが

脳の前頭前野に好影響をもたらすことを

実証しています。

 

 

また、柳沢教授は脳科学的な結果を追い求める

だけでなく、

「子どもが自ら進んで行いたくなるように

ログラムを実施することが、一番大切な部分」と

述べています。

 

 

柳沢運動プログラムは、

遊びながら運動することで基本的な身体能力が

習得できるだけでなく、

発達障害などの子には認識しづらい

固有覚・前庭覚・触覚などがバランスよく鍛えられ、

上手に体を動かせるようになる

非常に優れた運動プログラムです🤗

 

新河岸教室の子どもたちも

毎日達成感を味わいながら運動遊びを楽しんで

います!🤸🏃‍♂️⛹️‍♀️

 

 

 

今回の記事のさらに詳しい解説や、

柳沢運動プログラムについては下の画像を

ぜひご覧ください!

 

画像👈

 

 

脳のひろば 2023年1月号

2023-01-14

~上肢の発達を促そう!~

 

 

 

 

こんにちは🐰

こどもプラス新河岸教室です!

 

今回の記事では、「上肢機能の発達」について

解説したいと思います。

 

 

 

 

上肢(じょうし)」「下肢(かし)」という言葉は、

普段はほとんど使うことがないかもしれませんが、

医療の世界ではよく用いられます👨‍⚕️

 

「上肢」とは、医療専門用語で

手・指~肘~肩を含む部分」を、

「下肢」は、「股関節から足先まで」をさします。

 

 

 

 

 


肩から手指までの発達

 

 

生まれたての赤ちゃんは身体の動きも未発達で、

大きな動きや力を要する動き、複雑な動きは

できません🤱

 

その後、指をしゃぶったり、手指を使って

おもちゃで遊んだりするのはもちろんですが、

その他にも、パラシュート反射

(お座りの状態で身体が

倒れそうになると上肢で支える)や、

ハイハイなどもできるようになってきます。

 

 

発達段階として重要な、「上肢で身体を支える

という動作を行うことで、筋力強化のみならず、

呼吸機能にも非常に良い影響があるとされています✨

 

 

「腕で体重を支える」という機会が増えると、

骨折しにくい強い骨がつくられたり、

転んだ時、咄嗟に手を前につけるようになって

いきます!🤚

 

 

 

 


発達障害児と定型発達児の

上肢運動を比較した実験

 

 

ここで、2016年の学会で発表された

「青年期発達障害児と青年期定型発達児における

上肢運動機能の比較」という研究を紹介します。

 

 

青年期発達障害児と青年期定型発達児

それぞれ18名に対し、様々な上肢機能テスト

を行ったところ、発達障害児が有意に

低かったというものです。

 

この研究から、発達障害児では定型発達児に

比べ、上肢の協調運動の困難さと、

微細運動での手先の不器用さがある可能性が

示唆されました🤔

 

発達障害がある場合、脳から上肢までの

神経の伝達が上手くいかないケースがある

ことがわかります。

 

 

 

 

しかし…

昨今の生活は、上肢を使った動作がどんどん減って

しまっています。

 

近年住宅事情が大きく変化したことが関係し、

ドアノブ・水道の栓・トイレのレバーなど

「手首をひねるといった生活動作が

ここ10~20年でかなり減ってしまいました

 

 

 

 

 


上肢もたくさん使う 

柳沢運動プログラム

 

 

教室で取り入れている「柳沢運動プログラム」は、

松本短期大学の柳沢秋孝教授が、「子どもたちに

体を動かすことを好きになってほしい

という思いから開発された運動遊びです☝️

 

このプログラムの基本になっているのは、

 

「体を支える(支持運動)」

「跳ぶ(跳躍運動)」

「ぶら下がる(懸垂運動)」

 

の3つの運動です。

特に「体を支える」「ぶら下がる」の2つは

上肢をたくさん使う運動ですね!

 

 

発達段階に合わせ、遊びの中でこれらの運動に楽しく

取り組むことで、基本的な力が身についていきます🏃‍♂️🏃‍♀️

 

お子さんにとっては体を動かすシンプルな遊びに

感じても、脳には様々な刺激が入っているのです🧠⚡

 

 

 

 

さらに詳しい解説や、柳沢プログラムの内容などは、

下の画像もぜひご覧くださいね🤗

 

 画像👈

脳のひろば 2022年12月号

2022-12-14

「脳が活性化する」を

ホルモンの視点から見る

 

 

 

 

こんにちは🤗

こどもプラス川越 新河岸教室です🎄✨

日中も冷え込み、体調を崩しがちな12月ですが

運動遊びで身体を温め、元気に冬を乗り切りましょう!

 

 

さて、以前よりこの「脳のひろば」では、

「脳の血流量がアップする」とか、「脳を活性化する」

といった言葉を用いて脳の発達を解説してきました。

 

ですが、脳の血流量が増えると、どうして

脳が活性化するのでしょうか🤔

今回の記事では、「脳の血流」について詳しく

お話したいと思います!🤗

 

 

「脳の血流」と言っても、具体的に

一体何を供給しているのでしょうか…?

 

 


酸素

 

 

私たちは、24時間休むことなく呼吸をしています😮‍💨

 

「酸素を体内に取り込み、二酸化炭素を排出するため」ということは皆さんかと思います。身体の細胞は酸素があってこそ適切に働けるため、すべての細胞は

酸素を必要としているのです。

 

その酸素を脳細胞のひとつひとつに運んでいるのが

血液です🩸

 

どんなに深呼吸をしてたくさんの酸素を取り込んでも

脳の血流量が不十分だと酸素は十分に運ばれず、

脳が「酸欠状態」となってしまいます

 

 

 

栄養素(ブドウ糖)

 

私たちにとって、酸素と同じくらい大切なのが

「栄養」です!🍚

 

「栄養」と言っても様々な栄養素がありますが、

いわゆる「三大栄養素」である

「糖質」「脂質」「タンパク質」のうち、

脳に栄養を届けるのは「糖質(ブドウ糖)」だけです

 

ご飯やパンなどの炭水化物をよく噛むと、

唾液などの働きで分解されて「ブドウ糖

になります。これが脳の大切な栄養となるのです。

 

このブドウ糖は、小腸で吸収され、

血液によって脳に運ばれます🧠

 

 


血液は脳に「幸せ」も運んでくれます!

 

 

その他にも、血液はたくさんの物を脳に運び、

供給してくれています。

今回はその中から、「セロトニン」について

少し解説したいと思います🥰

 

 

セロトニンは神経伝達物質のひとつで、

 

・精神のバランスを安定させる

・感情をコントロールする

・痛みを緩和する

 

などの働きがあるため、

幸せホルモン」とも呼ばれています

 

意外なことに、体内にあるセロトニンの

90%は「小腸」に存在しています😯

 

と言っても、

これがそのまま脳に運ばれるわけではなく、

必須アミノ酸の一つである「トリプトファン」が

腸内細菌の働きで変化し、

それが血液によって脳に運ばれ、

セロトニンになります。

 

セロトニンが不足していると、

イライラして落ち着きがなくなったり、

パニックを起こしたりするのは有名な話です。

 

実際に、

セロトニン不足と「うつ病」「パニック障害」との関連

を報告した研究論文も数多く発表されています🤔

 

 


運動遊び「柳沢運動プログラム

 

教室で採用している「柳沢運動プログラム」は、

脳に様々な刺激を与えるように工夫された

プログラムです。

 

当プログラムの開発者である柳沢秋孝教授は、

脳活動を研究し、幼児期の運動遊びが

脳の前頭前野に好影響をもたらす

ことを実証しています。

 

また、別の実験では、

運動の前後に前頭前野の血流を測定し、

運動後に左前頭前野背外側部における

血流が増えたことも示されています😆✨

 

 

教室では、毎日楽しく身体を動かしながら、

身体面・脳機能はもちろん、情緒の安定も

図っています!🤸‍♀️🤸‍♂️🤸

 

 

 

 

 

今月の『脳のひろば』のさらに詳しい解説は

こちらの画像をご覧ください!

画像

 

脳のひろば 2022年11月号

2022-11-08

ビジョントレーニング

粗大運動の関係

 

 

 

こんにちは😆

こどもプラス川越 新河岸教室です⛹️🚴🏌️‍♂️

 

 

 

 

これまでの「脳のひろば」では、

協調運動(6月号)」や、

運動のフィードバック(9月号)」

などについて解説してきました。

 

「協調運動」には様々な種類がありますが、

とくに「五感身体運動の協調」は私たちの生活に

密接に関わっていると言えます。

 

また、「運動のフィードバック」にも色々なものが

あり、中でも、運動が適切に出来たかそうでないかを

視覚的に確認する視覚的フィードバック」は、

私たちの生活動作ほぼすべてにおいて行われている

フィードバックです👀

 

そこで、今回は「視覚運動」について詳しくお話したいと思います!👩‍💻

 

 

 

 

 

目が使えていないお子さんの特徴は?🤔

 

まず、ここで述べる「目が使えていない」

というのは、「視力」の問題ではありません。

見えてはいるけど、その情報をうまく使えていない😕

という現象を意味します。

 

たとえば、飛んできたボールをキャッチするとき、

ボールの軌道を目で追いながら、どのあたりに

飛んでくるかを予測し、その地点に自分の身体を

持っていきます🏃💨

 

この時、「視覚情報」と「身体の動き」は上手く

協調しているのです。

 

他にも例をあげると、折り紙を折るときには

目で見た情報」を「指先の動き」に協調させて

いますね。

 

学習面では、「黒板の文字をノートに書き写す」

「漢字を覚える」など、視覚に頼りながら

学習する場面はとても多いとされています。

 

 

 

 

 

ビジョントレーニング眼球運動

 

ここで、ビジョントレーニングを紹介します。

ビジョントレーニングとは、動体視力や

資格認知など、視覚による認知機能を向上させる

トレーニングのことで、

スポーツ選手のトレーニングなどにも取り入れられて

います⛹️

 

1980年代頃からは、発達障がいへの

トレーニングに応用されるようになり、

現在は学習障がいのみならず、

ADHD(注意欠陥多動性障がい)などのお子さんに

対する療育でも応用されるようになってきています。

 

具体的には、

首と顔の向きを変えずに、眼球の動きだけで上下左右のものを見る(眼球運動・追視),

ホワイトボードにランダムに書かれた数字を1から順に探してタッチする(視覚身体の協調)

などがあります。

 

ビジョントレーニングというと、

何か特殊なトレーニングのようなイメージがあるかも

しれませんが、このように手軽に取り入れられるもの

がたくさんあります!😆

 

さらに大きな枠組みでいうと、ボールを使うスポーツや

遊びは全てビジョントレーニングといえます。

視覚情報を脳で適切に処理しながら身体を動かすこと

が必要とされるからです!🤾‍♀️⛹️‍♀️

 

 

 

 

 

視覚柳沢運動プログラム

 

教室で取り入れている柳沢運動プログラムは、

運動」でありながら「視覚」をはじめとする「感覚

にも様々な刺激を与えるように工夫されたプログラム

です。

開発者である柳沢秋孝教授は脳活動を研究し、

幼児期の運動遊びが脳の前頭前野

好影響をもたらすことを実証しています🙆‍♀️

 

 

 

 

下の画像には、さらに詳しい解説が載っています👩‍💻

是非ご覧になってみてください!🧐

 

画像 👈

脳のひろば 2022年10月号

2022-10-04

【「寝る子は育つ」の真実】

運動睡眠の関係~

 

 

 

こんにちは🤗

こどもプラス川越 新河岸教室です🎃🎈

 

ひんやりとした風が気持ちよく、外に出かけたくなる

季節ですね。

新河岸教室のお子さんたちも、教室の友達と一緒に

久しぶりに公園へ遊びに行くことができました。

たくさん体を動かして汗をかき、教室に戻ってからは

「疲れた~!😆」と、ゆったり過ごしているお子さんもいます。

 

 

子どもたちも、私たち大人も、運動して疲れた日は

普段よりぐっすりと眠ることができますよね。

なぜ運動すると疲れて眠くなるのでしょうか?🥱

 

 

今回は運動睡眠の関係について解説していきます!

 

 


 

なぜ、運動すると疲れて眠くなる

 

 

 

例えばパソコンなども、

長時間使いすぎると動きが遅くなったり、

誤作動が増えたりします。

そんな時は 一度電源を切って、再起動する ことで

本来の迅速で正確な動きが復活することが多い

かと思います。

 

私たちの身体も同様に、使いすぎによって

眠くなります🏃‍♀️💦

運動や全身を使った遊び、筋トレなどで

負荷がかかった身体の組織・細胞を修復するため、

脳が休息を欲して眠気を感じると考えられています🧠💦

 

睡眠は 身体の修復の過程 なのです🕘

 

 


 

眠っている間に身体で起こっていること

レム睡眠ノンレム睡眠

 

 

 

私たちの睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠の

2つの状態に分けられます😪😴

レム睡眠の間は脳が活動しているので

いわゆる 夢 をみますが、

ノンレム睡眠中は脳もしっかり休息しています。

 

 

それぞれの睡眠中に行われていることを

まとめるとこのようになります👇

 

[ ム睡眠 ]

身体は休息しているが、脳は活動している状態

◎思考・気持ちの整理💭

◎記憶の定着🧠

 

[ ノンレム睡眠 ]

身体も脳も休息している状態

◎成長ホルモンの分泌🏋️

◎脳内の神経ネットワーク形成⚡

◎細胞の修復・生育、骨・筋肉形成🦴

 

 

 

先ほども述べたように、睡眠中は

負荷のかかった身体組織の修復が行われています。

しかし、特に子どもの場合は睡眠を適切にとることで、

疲れる前の状態への回復だけにとどまらず、

それ以上のさらなる成長も期待できるのです!

 

新生児・乳児期のお子さまは、

睡眠中に脳が構築されているとも言われており、

睡眠は非常に大切であることがわかります!👶

 

 


 

質の良い睡眠をとるために

 

「寝る子は育つ」ということわざを引用する

までもなく、睡眠が子どもの成長・発達

切っても切り離せない関係にあることが

お分かりいただけたかと思います。

 

そして、子どもが質の良い睡眠を取るためにとても

効果的なのが、最初に述べたように運動や

全身を使った遊び、筋トレなどで身体の組織・細胞

に負荷をかける、ということなのです🏃‍♀️💦

 

現代の住宅事情や感染症の流行などの社会情勢を

考えると、なかなか全身を使って思い切り遊ぶ、

ということが難しいかもしれません。

だからこそ、周りの大人たちが運動遊びの機会

作ってあげることが大切なのです🤔💭

 

 

 

こどもプラスの教室では、

全身をしっかり使って遊ぶ運動でありながら、

脳にも様々な刺激を与えられるように工夫された

柳沢プログラム]を取り入れています。

興味を持っていただけましたら、お気軽に

お問い合わせください😆

 

今回の内容は、下の画像からもさらに詳しく

ご覧いただけます!

 

画像👈

 

 

脳のひろば 2022年9月号

2022-09-07

 

【運動が学習されていく過程】

~運動はどのように記録され、

        学習されるのか~

 

 

こんにちは😊

こどもプラス川越 新河岸教室です🌛✨

暑い日は続きますが、朝晩の気温差のある日も

増えてきました。

体調にはくれぐれもお気をつけくださいね。

 

 

さて、これまでの「脳のひろば」では、脳の働きや

運動(身体)との関係について詳しくお伝えして

きました。

今回は、運動がどのように学習されていくのか

お話ししていきます。

 

私たちが脳からの指示で体を動かすとき、同時に、

筋肉や関節がどのような状態になっているのか

という情報を脳に送り返すこともしています。

 

これを「フィードバック」と呼びます。

 

「できた!」「失敗した!」という体験を

脳にフィードバックし、

その情報が脳に蓄積されることで、

少しずつ目的に合った運動ができるように

なっていくのです。

 

 


運動学習をより促進するのは

どのような経験・支援?

 

実は、フィードバックには様々な種類があります。

 

 

内在的フィードバック👦

動いている本人が「今の上手くいった!」と

感覚として感じること

外在的フィードバック👩‍👦 

他の人が「今の良かったよ!」「もう少しこうすると

いいね」などとつたえてあげること

(タイムやストライク判定などの客観的な結果も含む)

 

 

ポジティブフィードバック😄

「できた!」時の情報を脳に戻すこと

ネガティブフィードバック🤔

「失敗した!」時のエラー情報を脳に戻し、

上手くいった時との誤差を把握すること

 

 

視覚的フィードバック👀 

運動しているところを鏡や動画で視覚的に

確認すること

聴覚的フィードバック👂

音などで聴覚的に確認すること

 

 


それぞれメリットデメリットがある!

 

 

例えば、「ポジティブ/ネガティブ フィードバック」では、一般的にネガティブフィードバックの方が

運動学習効果が高いと言われています🏋️‍♂️

ですが、「ここができていなかった」などの

ネガティブなフィードバックばかりでは

楽しくありませんよね😣

 

今のすごく良かったね!」というポジティブな

フィードバックもうまく取り入れることで、

お子さんたちのやる気や楽しむ気持ちを大切に

しながら、運動学習を継続的に進めることができます。

 

どれか一つに偏ることなく、

様々なフィードバックを組み合わせて

取り入れると良いということですね⛹️‍♂️🤸‍♂️🧘‍♂️

 

 

 

教室では、まず楽しむ気持ちを大切に!

お子さんたちそれぞれに必要なフィードバックを

行いながら毎日の運動遊びを行っています!✨

また、教室で採用している柳沢プログラムは、

脳に様々な刺激を与えるように工夫された

プログラムとなっています。

 

柳沢プログラムでの効果的な遊びについては

画像の方にさらに詳しく書かれていますので

興味を持っていただけましたら、

そちらもご覧になってみてくださいね!🤗

 

画像👈

 

 

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