私たちの教室は、児童発達支援及び放課後等デイサービスを行っている、埼玉県指定の認可施設です。「発達の気になる子供達(自閉症スペクトラム・発達障がい・ADHD・聴覚障がい等)」を対象に、運動療育や学習支援を積極的に提供し、子供たちの自立を促します。運動を楽しくおこなうことで、子供達は集中力がつき、運動能力も向上していくことが学術的にも実証されています。私たちの教室では、特に運動療育に力を入れており、「柳沢運動プログラム」を主軸とした総合的な発達支援を行います。 |
☆☆☆ こどもプラス川越新河岸教室のポイント ★★★
「お子様の可能性を広げる。ご家族の生活をより幸せなものにする。」ことが私たちの目的です。 ①脳機能を向上させる運動遊びを提供 脳機能を向上させる効果が実証されている柳沢運動プログラムを実施しています。小学校や保育園など様々な自治体で取り入れられていて、全国で注目されている運動プログラムです。科学的根拠に基づいたプログラムであり、根本的な療育効果が定かではない対症療法的なものではありません。身体面の運動機能はもちろん、発達の気になるお子様の脳機能を向上させます。当教室では、跳び箱、縄跳び、鉄棒、マット運動等の学校で一般的に行われている運動だけでなく、スラックライン等の「運動を楽しいと感じてもらえる」ような様々な運動を取り入れています。
②身体だけでなく、心を育てる 私たちの教室で行っている運動遊びは、一般的な学校教育で行われている「体育」とは異なります。 学校の体育では、出来る子は楽しいけれど、出来ない子は楽しむことが難しいという現状があります。その主な理由として、成績の評価方法において「技術習得」に重点が置かれていることが挙げられます。ですから、学校教育では技術習得が早い子どもたちが最も評価され、技術習得の遅い子は相対的に評価を得られず、運動を楽しみにくいのです。 一方、私たちの教室では「技術習得」に偏重せず、「心の成長」を最重要視しています。子どもたちは、一人一人のレベルにあった運動遊びを通じ、小さな成功体験を積み重ねます。無理強いをせず、楽しみながら運動をおこなうことによって、子どもたちは「チャレンジ精神」や「やれば出来る」といった自己肯定感を高めます。「チャレンジ精神」や「やれば出来る」といった自己肯定感から生まれる考え方や習慣は、運動に限らず勉強や仕事に対してもつながっていきます。5年10年先を見据え、主体的に社会で生きるための力を育みます。
③送迎サービスを提供しています。 学校、園、自宅、職場等から教室間の送迎をするサービスです。川越市にお住いの方はもちろん、狭山市、さいたま市、所沢市等にお住いの方も送迎サービスを利用されて通っています。(要相談)。
④ご家族への支援も重要視 →お子様への接し方や、お子様についてのご相談等、ご家族への支援も積極的に行いたいと考えております。10時から17時までの間でお預かりをしておりますが、午前中のみの利用や午後のみの利用も可能です。午前のみ、午後のみの利用も可能です。ご家族の生活スタイルに合わせた支援をおこなっています。
⑤学習支援をおこなっています。 学校の宿題など、学習教材やドリルに取り組む時間を設けています。指導員がついて学習を見守ります。
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柳沢運動プログラムとは、運動遊びが大脳活動の発達を促し、心と体の発達に寄与するという理論に基づいて、柳沢秋孝先生(松本短期大学名誉教授)が開発した、独自の運動プログラムです。
「くまさん歩き」や「カンガルージャンプ」「クモの巣遊び」といった、ユニークな運動遊びが多数あります。
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朝からシッカリと身体を動かして遊びましょう。 | 動から静に移行させます。静的な活動を挟みましょう。 | その結果、集中力がアップして、日課活動が充実するでしょう。 |
![]() | ![]() | ![]() | 疲れてたくさん眠れる(寝つきが良くなる) |
![]() | いっぱい動いておなかがすく(食欲が増す) | ||
![]() | 体温調節力がうまく働くようになる |
運動遊びは、子どもの心と身体の成長を促すためにとても良い方法です。
生活リズムも整って精神的にも安定するだけでなく、学力アップにも効果的だということが、実証されています。
動ける体を身につけることで、子ども達はどんどん遊びを発展させていきます。
朝の運動は、生活リズムを整えるためにも効果的です。
ADHDの子どもは、健常な子に比べて前頭前野背外側部の活動が異なるという先行研究があります。ここまで行ってきた検証では、運動遊びは集中力を向上させること、その際に前頭前野背外側部の活動が亢進することが明らかにされてきました。
そこで、気になる子にも同様の効果がもたらされるのか検証しました。
方法は研究報告1と同じです。その結果、運動遊びは気になる子にも同様の効果がもたらされることが明らかになりました。
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集中課題を実施しているときの様子。1人ずつ個室で行った。 | 前頭前野の脳活動を測定する装置。額に赤外線光を照額に赤外線光を照射して測定する。 | 運動遊びは、クラス全員で楽しく行いました。 |
健常児 | 発達障がい児(ADHD) | |
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前頭前野の脳活動を測定する装置。額に赤外線光を照額に赤外線光を照射して測定する。 | ![]() |
近赤外線分光法装置(NIRS)で測定した集中課題時の前頭前野局所脳血流動態。
各条件とも、運動または安静の前後にそれぞれ測定して、その差分をプロットした。
その結果、運動条件においてのみ、運動後に左前頭前野背外側側部における活動が大きくなった。