ビジョントレーニングと
粗大運動の関係
こんにちは😆
こどもプラス川越 新河岸教室です⛹️🚴🏌️♂️
これまでの「脳のひろば」では、
「協調運動(6月号)」や、
「運動のフィードバック(9月号)」
などについて解説してきました。
「協調運動」には様々な種類がありますが、
とくに「五感と身体運動の協調」は私たちの生活に
密接に関わっていると言えます。
また、「運動のフィードバック」にも色々なものが
あり、中でも、運動が適切に出来たかそうでないかを
視覚的に確認する「視覚的フィードバック」は、
私たちの生活動作ほぼすべてにおいて行われている
フィードバックです👀
そこで、今回は「視覚と運動」について詳しくお話したいと思います!👩💻
目が使えていないお子さんの特徴は?🤔
まず、ここで述べる「目が使えていない」
というのは、「視力」の問題ではありません。
見えてはいるけど、その情報をうまく使えていない😕
という現象を意味します。
たとえば、飛んできたボールをキャッチするとき、
ボールの軌道を目で追いながら、どのあたりに
飛んでくるかを予測し、その地点に自分の身体を
持っていきます🏃💨
この時、「視覚情報」と「身体の動き」は上手く
協調しているのです。
他にも例をあげると、折り紙を折るときには
「目で見た情報」を「指先の動き」に協調させて
いますね。
学習面では、「黒板の文字をノートに書き写す」
「漢字を覚える」など、視覚に頼りながら
学習する場面はとても多いとされています。
ビジョントレーニング・眼球運動
ここで、ビジョントレーニングを紹介します。
ビジョントレーニングとは、動体視力や
資格認知など、視覚による認知機能を向上させる
トレーニングのことで、
スポーツ選手のトレーニングなどにも取り入れられて
います⛹️
1980年代頃からは、発達障がいへの
トレーニングに応用されるようになり、
現在は学習障がいのみならず、
ADHD(注意欠陥多動性障がい)などのお子さんに
対する療育でも応用されるようになってきています。
具体的には、
首と顔の向きを変えずに、眼球の動きだけで上下左右のものを見る(眼球運動・追視),
ホワイトボードにランダムに書かれた数字を1から順に探してタッチする(視覚と身体の協調)
などがあります。
ビジョントレーニングというと、
何か特殊なトレーニングのようなイメージがあるかも
しれませんが、このように手軽に取り入れられるもの
がたくさんあります!😆
さらに大きな枠組みでいうと、ボールを使うスポーツや
遊びは全てビジョントレーニングといえます。
視覚情報を脳で適切に処理しながら身体を動かすこと
が必要とされるからです!🤾♀️⛹️♀️
視覚と柳沢運動プログラム
教室で取り入れている柳沢運動プログラムは、
「運動」でありながら「視覚」をはじめとする「感覚」
にも様々な刺激を与えるように工夫されたプログラム
です。
開発者である柳沢秋孝教授は脳活動を研究し、
幼児期の運動遊びが脳の前頭前野に
好影響をもたらすことを実証しています🙆♀️
下の画像には、さらに詳しい解説が載っています👩💻
是非ご覧になってみてください!🧐
画像 👈