脳のひろば 2022年11月号

ビジョントレーニング

粗大運動の関係

 

 

 

こんにちは😆

こどもプラス川越 新河岸教室です⛹️🚴🏌️‍♂️

 

 

 

 

これまでの「脳のひろば」では、

協調運動(6月号)」や、

運動のフィードバック(9月号)」

などについて解説してきました。

 

「協調運動」には様々な種類がありますが、

とくに「五感身体運動の協調」は私たちの生活に

密接に関わっていると言えます。

 

また、「運動のフィードバック」にも色々なものが

あり、中でも、運動が適切に出来たかそうでないかを

視覚的に確認する視覚的フィードバック」は、

私たちの生活動作ほぼすべてにおいて行われている

フィードバックです👀

 

そこで、今回は「視覚運動」について詳しくお話したいと思います!👩‍💻

 

 

 

 

 

目が使えていないお子さんの特徴は?🤔

 

まず、ここで述べる「目が使えていない」

というのは、「視力」の問題ではありません。

見えてはいるけど、その情報をうまく使えていない😕

という現象を意味します。

 

たとえば、飛んできたボールをキャッチするとき、

ボールの軌道を目で追いながら、どのあたりに

飛んでくるかを予測し、その地点に自分の身体を

持っていきます🏃💨

 

この時、「視覚情報」と「身体の動き」は上手く

協調しているのです。

 

他にも例をあげると、折り紙を折るときには

目で見た情報」を「指先の動き」に協調させて

いますね。

 

学習面では、「黒板の文字をノートに書き写す」

「漢字を覚える」など、視覚に頼りながら

学習する場面はとても多いとされています。

 

 

 

 

 

ビジョントレーニング眼球運動

 

ここで、ビジョントレーニングを紹介します。

ビジョントレーニングとは、動体視力や

資格認知など、視覚による認知機能を向上させる

トレーニングのことで、

スポーツ選手のトレーニングなどにも取り入れられて

います⛹️

 

1980年代頃からは、発達障がいへの

トレーニングに応用されるようになり、

現在は学習障がいのみならず、

ADHD(注意欠陥多動性障がい)などのお子さんに

対する療育でも応用されるようになってきています。

 

具体的には、

首と顔の向きを変えずに、眼球の動きだけで上下左右のものを見る(眼球運動・追視),

ホワイトボードにランダムに書かれた数字を1から順に探してタッチする(視覚身体の協調)

などがあります。

 

ビジョントレーニングというと、

何か特殊なトレーニングのようなイメージがあるかも

しれませんが、このように手軽に取り入れられるもの

がたくさんあります!😆

 

さらに大きな枠組みでいうと、ボールを使うスポーツや

遊びは全てビジョントレーニングといえます。

視覚情報を脳で適切に処理しながら身体を動かすこと

が必要とされるからです!🤾‍♀️⛹️‍♀️

 

 

 

 

 

視覚柳沢運動プログラム

 

教室で取り入れている柳沢運動プログラムは、

運動」でありながら「視覚」をはじめとする「感覚

にも様々な刺激を与えるように工夫されたプログラム

です。

開発者である柳沢秋孝教授は脳活動を研究し、

幼児期の運動遊びが脳の前頭前野

好影響をもたらすことを実証しています🙆‍♀️

 

 

 

 

下の画像には、さらに詳しい解説が載っています👩‍💻

是非ご覧になってみてください!🧐

 

画像 👈