発達障害における
メタ認知とは?
こんにちは🤗
こどもプラス川越 新河岸教室です🌸
気温が上がり、身体を動かすと
少し汗ばむ季節になりました。
教室では、子どもたちが今日も運動遊びを
楽しんでいます。
去年はできなかったことが
「できるようになった!」と、
毎日の成長を友だちや職員と喜び合っています👧👶👦
今回は「メタ認知」の話をしていきます。
メタ認知とは、
「認知していることを、認知すること」
です🤔
少しわかりにくいので、
まずは「感覚」「知覚」「認知」
について解説していきます!
以前にもお話した、
視覚、聴覚、味覚、触覚、固有覚などの様々な感覚を
(2022年4月号参照)
私たちは体の様々な部位で受け取っています🙆🙆♂️🙆♀️
例えば、「水の音」という聴覚情報は、
耳で受け取られた後
⇩
神経を通って脳やせき髄に伝えられ、
⇩
受け取った音の強さや質の区別をしています。
この過程が「知覚」です。
知覚された水の音は、過去の経験や記憶と照らし
合わされることで、
それが川のせせらぎなのか、
シャワーの音なのか
区別されているのです。
この過程が「認知」です。
メタ認知とは、自分の認知を客観的に捉えること。
メタ認知では、
モニタリング(自分自身を客観的に見る)
によって得られた情報を、自分の持つ知識に照らし
合わせ、感情や行動をコントロールすることで
適切な判断ができるよう認知活動を最適化
しています👀
発達障害児においては、このモニタリングや
コントロールの機能が十分でないことや、
メタ認知能力の低下によりコミュニケーションスキル
にも影響を与えていることがわかっています。
メタ認知を鍛えるための
支援方法・トレーニング法
武庫川女子大学文学部教育学科の藤谷の論文では、
子どものメタ認知能力、
特にモニタリング能力の習得には
「ごっこ遊び」と、
時間や活動内容に制限のない「自由遊び」
が重要であると解説しています🧙♀️🦸♂️
試行錯誤しながら自分に合った学び方や遊び方を
見つけ、遊びを展開していく自由遊びは、
自分で目標を立て、その目標に向かって
行動や感情をコントロールする能力の発達を
促すと考えられています!
柳澤運動プログラム(運動遊び)
を行うことで得られる効果
教室で採用している運動遊びである
「柳沢運動プログラム」
は、メタ認知の基盤でもある前頭前野の活動を促進
することが検証されています✨
当プログラムには、
本物の動物になりきる「クマ歩き」「ワニ歩き」、
忍者になりきる「忍者遊び」など、
「ごっこ遊び」の要素を取りれた遊びが満載!
身体だけでなく、
脳機能までも発達させることが
科学的に実証された運動遊びなのです!😆
今回はメタ認知についての解説をしました💁♀️
・対人関係の苦手さとメタ認知の関係
・メタ認知と脳の発達の関係
など、さらに詳しい解説は下の画像から
ぜひご覧ください!
画像👈