書くことが苦手なお子さんへの支援
こんにちは。
こどもプラス川越 新河岸教室です🎎
今回は『書くことが苦手なお子さん』に対して、原因や支援方法をお話したいと思います。
物を書く動作はとても細かい指の運動が必要です。また上半身を同じ姿勢でキープする必要があるので、お子さんにとっては難易度の高い運動となります。
はじめに、書く動作の中で見られるよくある困りごとをいくつかご紹介いたします。
1.線がふにゃふにゃ・カクカクするなど、安定した線を書けない【考えられる理由】
- 鈴筆を正しく握れていない
- 指の力が弱い
- 手首を置く位置が不安定
- 空間を捉えられない
などが挙げられます。
2.字の大きさが整わない
【考えられる理由】
- 空間を捉えられない
- マス目を見られない
- 紙・鉛筆の先の位置が分からない
- 手先のコントロールが難しく、画数が多い物は大きく書いてしまうなどが挙げられます。
3.字の左右が逆になる
【考えられる理由】
- 左右の認識が未発達
- 利き手が定まっていない
- 左脳の発達が未成熟
- 視覚と運動の協調が未発達などが挙げられます。
4.筆圧が強い(または弱い)
【考えられる理由】
- 鉛筆を正しく握れていない
- 手首を置く位置が不安定
- 指の力をコントロールできない
- 紙・鉛筆の先の感覚が感じ取れないなどが挙げられます。
続いて、解決方法をご紹介いたします。
1.線がふにゃふにゃ・カクカクするなど、安定した線を書けない
鉛筆につけるグリップ・握りやすい三鉛筆など、お子さんが使いやすい道具を使用しましょう。
2.字の大きさが整わない
字の大きさを均等にするために、以下の工夫がされている教材を使用しましょう。支援をする際は、書くことが嫌いにならないように、強制をしないことが大切です。
- マス目に補助線がある教材
- 書き順が書いてあり、なぞることができる教材
- 書き初めに点を打ってある教材
3.字の左右が逆になる
運動遊びに左右の理解が必要な要素を取り入れましょう。
こども達の「楽しい」「できた」に繋がる遊びを選択しましょう。
- 方向ジャンプゲームで前・後ろだけでなく、左右の指示も出す
- クモの旗上げゲームで左右の指示を出す
- クマさん歩きで手足を置くマークを床に設置し、左右どちらの手足を置くか指示を出す
- 操り人形ごっこで体の動きのマネをする
- クマのフープ渡りで両手足が着く位置を意識する
4.筆圧が強い(または弱い)
筆圧が強い場合は心が薄い鉛筆、弱い場合は応が濃い鉛筆を使いましょう。筆圧が弱い場合、手の感覚を感じ取りやすくするために紙やすりを下敷き代わりに敷くことも効果的です。また、鉛筆を正しく持てるように鉛筆につけるグリップや三角鉛筆を使用することもおすすめです。他にも、座って書く場合は、お腹の筋肉と背中の筋肉を使う必要があり、体自体がまっすぐ保てないことも考えられます。椅子にクッションを置いて体の負担を減らす方法もあります。
書き写すことが苦手なお子さんの中には、書いてある文字が見えにくい場合もあるため、字の色や紙の色を変更し、お子さんにとって見えやすい色合いのものを選択することも重要です。教科書を読むのが苦手なお子さんは、他の文字に気を取られて、読むべき箇所を読めていない可能性が考えられます。この場合、下敷きなどで両サイドを隠して対応することができます。お子さん達の抱える様々な困りごとは周囲の大人が認識できるものばかりではありません。そのため、何故お子さんが文字を書く時に困難に感じるのか、どの様に物を見ているのかを考え、対応していくことがとても重要です。
お子さん達が自分らしく生きていける手助けができるよう、今後も作業療法士のコラムにて情報をお伝えしていきます。日々の療育にお役立ていただけると幸いです。
柳沢運動プログラムの効果
教室で採用している運動遊び
『柳沢運動プログラム』は、
頭からお尻、そして手や足の先まで
全身を余すところなく使った動きで構成されています🤸
たとえ小さな成功でも、
運動を通して経験した確実な進歩は
「自己肯定感」の獲得につながります。
「柳沢運動プログラム」は、
運動の発達を促すだけでなく、
お子さんの「自己肯定感」を高めることにつながる
運動遊びなのです!
今回のお話の、さらに詳しい解説や
柳沢運動プログラムについては
こちらの画像からもご覧いただけます🤗
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